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大衆向け vs 富裕層向け

金融商品には、大きく分けて2種類のタイプがあります。

今まで大衆向けしかなかった金融商品マーケットに、最近極光を浴びているのが「富裕層向け金融商品」が登場してきたことです。 一般の金融商品に満足ができない富裕層だけに特別の金融商品が存在するのです。 世の中が平等と思っている人には何か不思議な感じを持つのではないでしょうか?


大手金融機関では富裕層の囲い込みのために富裕層向けの金融商品の開発に力を入れています。 事実、新聞紙上では、ほぼ連日のように「○○銀行が富裕層向け金融商品を開発」、「△△証券、富裕層向け××ファンドを発売」などの記事を目にすることは多くなってきました。 それだけ富裕層に対しては一般大衆とは違う有益な金融商品を提供しているのです。

では、一般向けと富裕層向けでは、どこが違うのでしょうか?

以下に両者の違いを羅列してみました。

  一般大衆向け金融商品 富裕層向け金融商品
最低投資金額 1万円から 300万円以上
リスク・リターン ローリスク・ローリターン
ハイリスク・ハイリターン
ローリスク・ミドルリターン
ミドルリスク・ハイリターン
優先順位 流動性優先 収益性優先
運用期間 短期から長期まで 基本的に長期投資
運用方針 相対収益の追求 絶対収益の追求
金融商品の設計 国内籍の投資信託中心 外国籍の投資信託中心
主な金融商品 インデックス・ファンド
グローバル・ソブリン
ヘッジファンドを組み入れた投資信託
ハイイールド 仕組債
運用者 サラリーマン・ファンドマネージャー 職人型ファンドマネージャー
投資適格者 誰でもOK 金融資産1000万円以上

口座の種類 一般口座のみ プライベートバンキング
ラップ口座など
手続き 非常に簡単 多くの書類
商品開発 売れやすい商品設計 特徴のある商品設計
マーケティング 全国新聞、一般雑誌 富裕層向け雑誌
担当 窓口担当者、一般営業マン ベテラン・コンサルタント
その他サービス なし コンシェルジェ・サービス
料理に例えると 大量生産素材で作ったジャンクフード ぜいたく素材で作った高級料理

この線引きは実際の富裕層向けサービスとは違うこともありますが、大雑把に分類をすると上記のとおりといってよいでしょう。

資産運用の世界でも「格差社会」が存在しています。 富裕層向けの優れた金融商品を購入できた人の方が、有利な資産運用ができることになります。 

実はこの特別な資産運用は、富裕層でなくても出来てしまいます。

 

※ 通常、富裕層の定義は「金融資産1億円以上」ですが、だからと言って一般の方が富裕層向けの金融商品に手が届かないわけではありません。 証券会社等の金融機関で扱うヘッジファンド関連の投資信託の中には300万円程度から購入できるものがあります。(金融機関では投資家のリスク管理の観点から金融資産の20%程度の購入を推奨していますが、300万円ギリギリでも十分なリスクの認識を持っていれば決して受け付けてくれないわけではありません。)

 

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